2021/04/08
2倍以上のオールフラッシュNVMe帯域幅、最大12TB(注1)メモリー、オープンOCP 3.0 I/O、最大のGPUアクセラレーション、堅牢な5G、省電力、最高のコンピューティング密度を実現
カリフォルニア州サンノゼ, 2021年4月8日 /PRNewswire/ -- Super Micro Computer, Inc.(Nasdaq:SMCI)は、エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワークソリューション、グリーンコンピューティングテクノロジーのグローバルリーダーです。同社は、最新の第3世代インテル Xeonスケーラブル・プロセッサーに対応する、業界で最も種類豊富なサーバーラインナップを発表しました。これにより、最高性能の実現と共に、総所有コスト(TCO)および環境に対する総コスト(TCE)の削減を実現します。Supermicroの新しいX12システムは、大阪大学や、DISHなどの多くの革新的なお客様に、既に導入されています。
Supermicroの社長兼最高責任者(CEO)であるチャールズ・リアン(Charles Liang)は次のように述べています。「Supermicroは、最新のインテルプロセッサーを組み込んだ新しいシステムで、従来の限界を超える、高性能で、優れた省電力のシステムを提供します。当社の新しいHyper製品ラインナップは、最高の性能を実現するように設計されており、32-DIMM高速メモリスロット、4枚の高性能GPU、最大400 Gbit LANを搭載でき、お客様の最も厳しい要件に対応します。当社は、業界のテクノロジーパートナーと密接に協力して、さまざまなワークロード向けに最適化された幅広い種類のサーバーおよびストレージシステムを提供します。Hyperシリーズ、Delta GPUディープラーニング最適化プラットフォーム、新しい2U 2ノードのビデオストリーミング向けプラットフォームなど、コスト効率が高くTCOに最適化されたプラットフォームによって、最高パフォーマンスのシステムと最良のソリューションを提供します。米国カリフォルニア州シリコンバレーを拠点としてこれらのシステムを設計・製造すると共に、生産を強化するために台湾の製造拠点も急速に拡張しています。」
革新的なテクノロジーを備えた最も包括的なシステム
Hyper、SuperBlade(R)、Twinファミリー(BigTwin(R)、TwinPro(R)、FatTwin(R))、Ultra、CloudDC、GPUサーバー、電気通信事業者/5G/エッジ向けサーバーなど、アプリケーションに最適化した100種類以上のシステム製品ラインナップで、第3世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーに対応しています。UltraおよびHyperシリーズのプラットフォームでは、上位SKUの2.3GHz、40コアのインテルXeon Platinum 8380プロセッサーが、業界を牽引するパフォーマンスを発揮しています。ネットワークを最適化したCPUは、5G、組み込みエッジシステムの包括的なポートフォリオで活用されています。インテルスピード・セレクト・テクノロジーのCPUを搭載したBigTwinマルチノードシステムと、SuperBladeシステムは、クラウドサービスプロバイダーに柔軟性と効率性を提供します。また、シングルプロセッサーのWIOとストレージシステムは、汎用性とストレージアプリケーションに最適なコスト削減効果をもたらします。これらのポートフォリオには、HPC用途の高密度システムにおいて高電力CPUを冷却するための水冷対応の構成も含まれており、Direct Liquid Cooling(直接液体冷却)オプションを使用することで、通常の外気温冷却の制限を取り除き、データセンター全体の運用コストを削減します。
インテル社のXeonおよびメモリーグループゼネラルマネージャー兼バイスプレジデントであるリサ・スペルマン(Lisa Spelman)氏は次のように述べています。「当社の第3世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーは、真の柔軟性を発揮するように設計されています。AIアクセラレーション機能が組み込まれている唯一のデータセンタープロセッサーであり、エッジからクラウドまでのすべてのワークロードに対応するように構築されています。Supermicroとのパートナーシップにより、あらゆる業界の革新的なITプロバイダーが、これらすべてのワークロードに高品質のサービスを提供し、一貫したパフォーマンスを提供しながら迅速に適応できるようになります。当社は引き続きSupermicroと密接に連携し、お客様の最大の課題を解決するソリューションを開発、実現することで、お客様により多くの価値を提供していきます。」
人工知能(AI)と機械学習(ML)の成長に伴い、Supermicroは第3世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーを採用する新しいGPUシステムのポートフォリオを導入しました。これらのシステムは、PCI-E 4.0 I/Oによる2倍の帯域増加を利用して、ワークロードのパフォーマンスを向上させます。このポートフォリオには、大規模なトレーニングワークロード向けに高度に統合した4U 8GPUシステムや、クラウドゲームとストリーミング用途の電力効率を向上させた2U 2ノードのシングルプロセッサーGPUシステムが含まれています。CloudDCプラットフォームは、CPUごとに専用のI/Oとオールフラッシュフラッシュストレージを備え、バランスの取れたアーキテクチャを備えています。そして、より低いレイテンシ、より高いパフォーマンスを実現し、大規模なクラウド環境でのリモートダイレクトメモリーアクセス(RDMA)を可能にします。
Supermicro X12の製品ラインナップには、Ultra-E、Hyper-E、2U UP 210Pエッジサーバーを含む5Gエッジ最適化システムも含まれています。高性能なHyper-Eは、NEBSレベル3認定、短い奥行きのシステム、フロントアクセス可能なI/Oなど、電気通信業界の厳しい要件を満たしつつ、比類のない処理能力と拡張機能を提供します。Hyper-E は、ローカル処理を必要とし、低電力かつ熱に制限のある環境内で、小さなフォームファクターにAIアルゴリズムを含める必要がある5Gネットワークや、エッジアプリケーションに最適です。エッジでは、X12システムの幅広いラインナップを持つSupermicroは、さまざまなデータ収集、コンピューティング、AI要件を容易にサポートできます。
DISHの技術開発担当バイスプレジデントであるSidd Chenumolu氏は次のように述べています。「国内初のクラウドベースの5Gネットワークを構築するに当たって、インテルlとSupermicroは、コアからエッジへの次世代接続のパワーを最大限に引き出す手助けをしています。DISHは長年両社と協力してきましたが、この素晴らしいパートナーシップを継続できることを嬉しく思います。」
Supermicroは、大阪大学サイバーメディアセンターのスーパーコンピューティングシステムSQUID(Supercomputer for Quest to Unsolved Interdisciplinary Datascience)など、すでにいくつかの先進的なハイパフォーマンスコンピューティングの研究機関向けに、第3世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサー搭載のシステムを導入しています。
大阪大学サイバーメディアセンターの伊達 進 博士は次のように述べています。「大阪大学の研究者や科学者は、私たちの社会にオープンイノベーションをもたらすことを期待して、独自の研究プロジェクトに取り組んでいます。HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)とHPDA(高性能データ分析)を必要とする高度な科学研究プロジェクトに最新世代のインテルとSupermicroのソリューションを活用できることを光栄に思います。」
さらに、X12製品ラインナップでは、お客様がより大きなデータセットからより多くの価値を引き出すことが可能な、最新のインテルOptaneパーシステント・メモリー200シリーズを活用できます。新しいX12システムは、PCI-E 4.0を利用して2倍のI/O性能で、データにより高速にアクセスできます。3200Mhzで動作する、ソケットあたり最大8つのメモリチャンネルをサポートすることで、より多くのメモリーに高速かつダイレクトにアクセスすることができ、一般的なベンチマークでアプリケーションの処理性能を最大46%向上させます。
新しいX12システムでは、セキュリティと管理機能が向上しています。完全なメモリー暗号化により、X12ポートフォリオは、これまでのどの世代のSupermicroシステムよりも安全であり、企業が貴重な顧客データを保護し、安全に結果を提供できるようにしています。Supermicro SuperServerは、インテルソフトウェア・ガード・エクステンションズをサポートしており、アプリケーションとそのデータを実行するために保護されたメモリー領域を提供します。
Supermicro X12サーバーは、ハードウェアRoot-of-Trust(ROT)と、Redfish 1.8サポートし、改良したSupermicro Intelligent Management Webインタフェースによって、セキュリティを強化した新しいインテリジェントな管理機能も備えています。Supermicroのクラウドインフラストラクチャ管理ソフトウェアSuperCloud ComposerもX12プラットフォームをサポートし、データセンターのタスクをインテリジェントな単一の管理ソリューションに統合することで、IT管理にスピード、俊敏性、シンプルさをもたらします。SuperCloud Composerは、データセンターのライフサイクル管理機能を通じて、マルチ世代のSupermicroサーバーはもちろん、他社製システムも含む、広範なポートフォリオを監視、管理できます。
オラクルLinuxやSAP認定ソリューションを含む、第3世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーを採用した、複数の具現化されたソリューションがまもなく登場し、Supermicroから入手できるようになります。HPC、AI、エンタープライズ、クラウドのワークロードなど、さまざまなワークロードがこの新しいプロセッサーの恩恵を受けます。
これらの最先端製品の詳細については、X12バーチャルブース や、SupermicroX12 Webページ をご覧ください。
(注1)インテルOptane パーシステント・メモリー200シリーズを搭載した2ソケットのプラットフォームでは、プラットフォームあたり12TBをサポートできます。
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Super Micro Computer, Inc. について
高性能、高効率なサーバーテクノロジーをリードするイノベーターである SupermicroR は、世界中のデータセンター、クラウドコンピューティング、エンタープライズIT、Hadoop/ビッグデータ、HPC、組み込み型システム向けの高性能サーバー Building Block SolutionsR のプレミアプロバイダーです。Supermicro は「We Keep IT GreenR」イニシアチブを通じて環境保護に尽力しており、市場で最もエネルギー効率が高く、環境に優しいソリューションをお客様に提供しています。
Supermicro、Server Building Block Solutions、We Keep IT Green は、Super Micro Computer, Inc. の商標または登録商標です。
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記事参照元(共同通信PRワイヤー提供):Supermicro、第3世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーに対応した アプリケーション最適化システムの種類豊富なポートフォリオを発表 | Super Micro Computer, Inc.のプレスリリース | 共同通信PRワイヤー (kyodonewsprwire.jp)