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2018/12/19

【プレスリリース】Supermicroのリポートが今日のクラウドスケール・データセンターの環境影響を浮き彫り

エンタープライズ・コンピューティング、ストレージ、ネットワークソリューションおよびグリーンコンピューティング・テクノロジーのグローバルリーダーであるSuper Micro Computer, Inc.(スーパーマイクロ・コンピュータ、OTC-PINK:SMCI)は19日、同社初の年次調査リポート「Data Centers and The Environment(データセンターと環境)」をリリースした。

大規模データセンターの急増によって、データセンター管理者は企業と環境両面の課題に直面している。今回のリポートはデータセンター管理者が環境影響に関する業界の達成喜寿をより深く理解することに役立つことを目指し、ピアグループの量的比較を提供し、最終的にはデータセンター管理者がデータセンターの環境影響を軽減することに寄与する。

今回のリポートは、データセンターが環境に与える実際の影響と、その影響を最小限に抑えるさまざまな機会を定量化するために必要なIT管理者のニーズを浮き彫りにしている。リポートによると、調査回答企業の43%が既存の環境指針を持っておらず、これら企業の半数は近い将来にも指針を作成する計画がないことが分かった。これらの企業は、環境対策があまりにも高額になる(29%)、資源ないしは理解に不足している(27%)、環境問題が全く企業の優先事項でなない(14%)との理由で、環境問題を考えるのを避けていることが分かった。

リポートは企業が企業環境戦略とデータセンター拡大の課題を関連付けることを支援する。58%の企業は環境指針を実施しており、28%の回答企業だけがデータセンター・テクノロジー選択における環境問題とみなしている。同様に、9%の企業はデータセンター設計戦略を設定する際に、エネルギー効率を最優先判断基準であるとした。

リポートはデータセンターの電力効率基準の利用法およびピアグループ規格を記録し、データセンター管理者が自らのパフォーマンスを測定することに役立つ。59%の回答企業は実際のデータセンター設計に関して、電力効率を「極めて重要」ないしは「重要」と考えている。しかし、回答企業の半数以上(58%)は、「データセンター施設が使用する総エネルギー」に対する「IT装置に供給されるエネルギー」の比率である電力使用効率(PUE)を測定していない。PUEを測定した企業でも、22%は平均のデータセンターPUEが2.0以上で、6%だけが1.0から1.19の理想的な範囲にとどまっただけである。

リポートは約10社のうち1社が電子ゴミ(E-Waste)の抑制に役立つ装置リサイクルプログラミングを依然として実施していないことを明らかにした。調査回答企業の12%はいかなるタイプのシステムリサイクリングを実施しておらず、単に不要ハードウエアを廃棄しているだけである。

Supermicroのチャールズ・リアン社長兼最高経営責任者(CEO)は「今回の新しいリポートの調査結果は、データセンターが環境に与える影響についてIT業界での話し合いのきっかけにすべきである。ハードウエアソリューション企業として、われわれは10年ライフサイクル・シャーシ、電力サプライ、ファン、その他のサブシステムを含むリソースセービング・サーバー、アクセラレーター、ストレージソリューションに大幅投資し、エンド顧客がエネルギーコストとハードウエア調達コストの両方を節約し、ITゴミを少なくできるように支援している。リソースセービングはTCE(環境に対する総費用)で測定でき、これはデータセンター投資にとって素晴らしいTCOの組み合わせとなると同時に、これらのデータセンターの環境影響を最小限に抑制する」と語った。

Supermicroのリソースセービング・アーキテクチャーはCPU、メモリー、その他のサブシステムを分散するので、それぞれのリソースは個別に更新が可能で、データセンターが更新サイクルコストを環境への影響(TCE)を軽減することできる。3年から5年の更新サイクルを考えると、Supermicroのリソースセービング・サーバーは従来の完全置き換えモデルに比べ、平均して、より高性能でより効率的なサーバーを提供し、データセンターが新規および向上したテクノロジーの採用を個別に最適化できる。

 

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